川越市上下水道局は、新型コロナウイルス感染症による影響をふまえて、市民負担軽減のため水道基本料金を2ヶ月(6、7月検針分)免除すると発表しました。口径13ミリを使う世帯の場合、2ヶ月分の基本料金500円が免除になります。(使用した水量で決まる従量料金はかかります)
免除の対象は、給水契約をしている全ての世帯と事業者で、約17万件、免除総額は1億2,600万円を見込んでいます。
話を聞いたところ、5月4日に緊急事態宣言が継続されたことを受けて連休明けに対応を検討を開始。県内他市の状況なども聞き取りながら、11日に決定するといった短期間での意思決定が行われた様子がわかりました。
この免除には国の財源などは予定されておらず、市の水道会計で可能な範囲を免除したようで、規模としては従量料金も含めて全額を免除する所沢市などと比べると小さいという側面もあります。